文法や語彙や発音と異なり、「ビジネス英語術」は簡単に学習できません。というのも、その技術は相手や文化や時代と深く関わっているからです。エール大学で人気のドクターヴァンスの講義から、特に日本人の盲点をついた最新ビジネス英語術を集めました。初級の方から上級の方まで今ある英語力のままで、もっと通じるずっと伝わるコミュニケーションを実現可能にしてくれる待望の新刊です。読み物としても、楽しんでいただけるでしょう。
ベスト、ロングセラーの既刊:
英語を話す時には常に使えるスピーキング技術を解説した『英語で考えるスピーキング』
中学生レベルの単語を取り替えるだけでコミュニケーションを進化させる『ビジネスプロフェッショナルが使うパワー英単語100』
とともにお役立ていただけたら幸いです。類書が出回っておりますので、ご注意ください。
『Elements of Style』は 1935 年に出版されたウィリアム・ストランク・ジュニアとイー・ビー・ホワイト共著で、コーネル大学英語学科教授のライティングの授業内容を書籍化したものです。累計1000万部以上が売れているメガヒットとなっています。英語を書く人なら、すぐに読める薄い本ですから一度目を通しておいて損のない一冊です。
ここには、特に重要であるポイントをまとめてみましたのでご参考にされてください。
市場に出回っている書籍には、膨大な数の句動詞やイディオムが紹介されています。ですが、時代遅れのものだったり、実際に使用しないものが相当数含まれているのが現実です。
合理的に学習していただくために、科学的に導き出されたビジネス・パーソンがスピーキングで最もよく使っている句動詞とイディオムのリストを挙げました。TOEICやTOEFLに出題される句動詞やイディオムを無作為に暗記していくよりは、実際のコミュニケーションにおいてはずっと役立ちます。